菓子メーカー「御座候」(兵庫県姫路市阿保甲)は、社名を冠した回転焼きのアイスバーを開発。
市内の2店舗で発売した。回転焼き同様、自社工場で作った新鮮なあんこを使用し、香ばしく焼いた生地を練り込んで他社商品と差別化。「赤あん」と「白あん」の2種で「夏場でもおいしい御座候。一度手に取って」とPRする。 1950年の創業当初から「御座候」の実演販売を行う。現在、全国の百貨店や駅構内などに78店を構える。出来たての温かい商品が売りの同社だが、「長年夏の集客に苦戦してきた」と担当者。特に昨夏は連日の猛暑で客足が遠のいたという。 そこで1年間の構想を経て夏でもさっぱり食べられる「御座候アイスバー」を生み出した。粒あんの赤は、北海道十勝産の風味豊かな小豆を使用し、「他にはない」という白は、クリーミーな味わいが特徴の白インゲン豆「絹手亡」にこだわった。乳成分と卵は使用せず、砂糖とコーンスターチで程よい甘さを出した。 担当者は「夏の定番商品になることを目指し、今後販売を広げていく」と話す。 各140円。8月末までの期間限定。現在は本社工場ショップと山陽店(同市南町、山陽百貨店内)で販売中。同社TEL079・282・2311 (神戸新聞NEXT)
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