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2020年5月の姫路お城まつりで「大名行列」を忠実再現
📅2019-06-21
兵庫県姫路市は、江戸時代の姫路城主らによる「大名行列」を史実に基づいて再現する計画を明らかにした。
兵庫県姫路市は、江戸時代の姫路城主らによる「大名行列」を史実に基づいて再現する計画を明らかにした。時代考証を行って武士の衣装や調度品を作り、来年5月の「姫路お城まつり」などで、100人規模の行列を披露する方針。衣装の制作費など関連費用は約7900万円となる見込み。

 再現に参考する史料は、1859(安政6)年ごろの絵巻物「顕徳院様将軍御名代上京行列図」。姫路城主だった酒井忠(ただ)顕(てる)が14代将軍徳川家(いえ)茂(もち)の代理で孝明天皇に謁(えっ)見(けん)するため、京都に向かう様子を描いている。

 市城郭研究室などによる時代考証を経て、今年度中に50~100人分の羽織や調度品、刀などを忠実に制作する予定。来年5月の「姫路お城まつり」の時代パレードで披露することを検討している。制作した衣装は姫路城内のスタッフらが着用し、観光客らの記念写真にも応じるという。

 市の担当者は「史実に基づいた往年の大名行列を観光客らに体感してもらいたい」と話している。

(産経新聞)

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